「レインマン」の感想
「レインマン」を観ました。
公開:1988年(アメリカ)
上映時間:134分
おもしろかったです。
高級車輸入ディーラーの利己的な青年チャーリーが、父親の遺産を信託されたサヴァン症候群の兄レイモンドの存在を知り、心を通わすまでを描く話。
シンシナティ〜ラスベガス〜ロサンゼルス間のロードムービーでもある。
良いところ。
兄弟愛をよく描けている。
レイモンド役のダスティン・ホフマンの演技が良い。
チャーリー役のトム・クルーズが、クズなのがいい。
後半の展開に対するコントラストになっている。
結末も現実的であり、変に感動を煽るようなことが無く、良かったと思う。
気になるところ。
ところどころ挿入されているBGMの音量がやけに大きい。
あと、俳優の名演と比べると、脚本や演出がふつうだったようにも思う。
わるいわけではないのだけれど。
それくらい演技が出色の出来だったという事かもしれない。