「RED」の感想

映画「RED」を観ました。
原題:RED
公開:2010年
時間:111分
原作:DCコミックスのインプリント(別レーベルのこと)であるオマージュ・コミックスから出版されたグラフィックノベル(日本で言う描き下ろし単行本)

レッド (Red 2010) (JA-Subbed)|Amazon

まあまあ、おもしろかったです。

REDは Retired Extremely Dangerous(引退した超危険人物)の略。

主人公たちがCIAから逃げる系のお話。

ふと脳裏にディーン・R・クーンツの名前が思い浮かんだ。
それはきっと、石田衣良がクーンツのことを「小さいキング」とか「超能力者がCIAなどから逃げる話ばかり書いてる」とか言っていた動画を見たことがあるからだ。

引退した元CIAのエージェントを主人公としている。
主人公たちが高齢者であることで、作品に愛嬌や年齢の割に強いというギャップが生まれている。
ベテラン俳優たちもいい味を出している。
そうやって考えると、
CIAとドンパチやりながら逃げるだけの本作ような話は、
超能力者よりも高齢者を主人公とするより良いかもしれない。

主人公のフランクが年金事務所のサラと最初から相思相愛なのは、ちょっと違和感があった。
年齢差とかあるからね。

CIAの女性エージェントがRPG(対戦車ロケットランチャー)を主人公たちに使うのは、対人戦なのになぜ?と思った。
映像的な爆発の派手さを優先したなーと感じた。


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