「侍タイムスリッパー」の感想

「侍タイムスリッパー」を観ました。
公開:2024年(日本)
上映時間:131分

おもしろかったです。

幕末の会津藩士の高坂新左衛門が、長州藩士の山形彦九郎との戦いの最中、140年後の現代の時代劇撮影所にタイムスリップしてしまう。
幕末と現代とのギャップに戸惑いながら、斬られ役として身を立ててゆく話。

ところどころセリフが説明的すぎたり、カメラワークが平凡すぎて固いと感じるところがあった気がする。
しかし、分かりやすさを重視したと捉えれば許容できる。
とくに、最序盤で登場人物の名前や状況を全部セリフで説明するところが、印象に残っている。

主役の山口馬木也さんが良かったと思う。
具体的には、中高年女性の母性本能をくすぐるような可愛らしさが出ていたように思う。
幕末-現代間のタイムスリップものはいろいろあると思うけれど、他の作品とはそこが違う。

なんとなく「スピリッツ」という言葉が合う映画だと思った。
幕府や藩に対する思い。
時代劇に対する思い。
侍や斬られ役としての矜持。
など。

映画の中で使われる効果音やBGMの音量がセリフに比べて大きすぎるところがあった。
イヤホンを付けて視聴したが、その点が気になった。
調整不足だと思う。