「アメリカン・ビューティー」の感想

「アメリカン・ビューティー」を観ました。
原題:American Beauty
公開:1999年(アメリカ)
上映時間:122分
監督:サム・メンデス
脚本:アラン・ボール

いまいちでした。

シカゴにすむレスター・バーナムには、不動産営業をする妻キャロラインと一人娘のジェーンがいる。
レスターがジェーンのチアリーディングを見に行くと、娘の親友のアンジェラに恋をしてしまう。
それから家庭が崩壊していく話。

サム・メンデス監督作品。
監督の作品は「ロード・トゥ・パーディション」を見たことがある。
どの作品もイマイチさを感じる。

「アメリカン・ビューティー」とはバラの品種の一つ。

良い点。

当時のアメリカが抱えている問題点をコミカルに描けているんだと思う。
当時のアメリカに生きていたわけではないので、正直よくわかっていないけど、そう思った。
この内容の映画に「アメリカン・ビューティー」という題名をつけるのもある種の皮肉なのだろう。
アメリカ中流層あるあるがわかれば、もっと楽しめると思う。

登場人物それぞれが幸せになろうとするけれど上手く行かない様子が、観る人によっては、共感を与えると思う。

気になった点。

上映時間が長い。
もっとおもしろければよかったのだけれど。

意味深なシーンがあるけれど、よくわからなかった。
「ビューティー」について語るシーンがあったけど、理解できなかった。
なんとなく作品に深みを与えようとしてるようにしか見えなかった。