「チャイルド・プレイ」の感想

「チャイルド・プレイ」を観ました。
原題:Child’s Play
公開:1988年(アメリカ)
上映時間:87分
原案・脚本:ドン・マンシーニ

まあまあでした。

連続殺人犯のチャールズ・リー・レイは強盗に失敗して、相棒のエディに見捨てられ、逃げ込んだおもちゃ屋でマイク・ノリス刑事に撃たれる。
死の間際にエディとマイクへの復讐を誓い、チャールズはおもちゃ屋の人形に魂を移した。
シングルマザーのカレンは、ホームレスからその人形を購入し、6歳の息子アンディにプレゼントするのだった。

途中に登場するブードゥー教のことをよくわかっていなかった。

良い点。

人形のチャーリーを映さないで、存在を表現することに工夫があった。
主観の視点や、影、音、エレベーターなど、工夫をしていた。
とくに、ブードゥー教の秘術の指南役を呪いの人形で遠隔拷問するシーンは、人形に乗り移ることができた説明も同時に行えて、良かったと思う。
小さな人形が成人男性を直接拷問するのは、撮影の難易度やリアリティ的に難しいので、いいアイデアだと思う。

気になった点。

刑事のマイクがポンコツ。
終盤子供に憑依しようとしていたチャールズを突き飛ばした後、足を刃物で刺される。
人形が生きているとわかっているのに、突き飛ばしたあと目を離した結果であり、ちょっとがっかりした。