映画「ひゃくえむ。」の感想
映画「ひゃくえむ。」を観ました。
公開:2025年(日本)
上映時間:106分
おもしろかったです。
足が速い少年トガシが、辛いことを忘れるために走る転校生の小宮と出会い、大人になって日本選手権100m走決勝で競う話。
よい点。
爽快なテンポで話が進む。
100m走みたい。
結構都合良く選手同士のインタビューや母校の訪問などのイベントがあるが、まあよいかなと思える。
哲学的なセリフ。
商業的には「ガール・ミーツ・ガール」で話題になる作品も多い世の中で、「ボーイ・ミーツ・ボーイ」を貫いた創作姿勢。
Wikipediaによると「PV数が伸び悩み、単行本が出ない予定だった」らしい。
そりゃそうだよね。難しいよね。
気になった点。
少年時代のトガシと小宮の勝負の決着が分かりにくい。
小宮が勝ったのかと思っていたら、違うらしい。
100m走に対する理解度が高くないような気がする。
成績が伸び悩んでいて肉離れのリスクを抱えているトガシが急に日本選手権決勝で優勝を争うという展開は、無理がある。
なぜなら、100m走のようなシンプルな競技は、タイムの差が重い残酷な競技だと思うから。
身体的100m走というより、精神的100m走のような、別競技を描いているように見えた。
マンガ版との違いがあるらしく、やや気になる。